【野良(のら)ブロ】~鏡の法則~
薬ゼミ福岡ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
「野良」とは野良犬や野良猫の「野良」と同じように、「とらわれない」を意味し、薬学とは関係ない「雑学」などをゆる~く不定期で発信していきます。
本日は長文失礼いたします。
海外の寓話(ぐうわ)です。
※寓話:教訓を目的とした短い物語
昔、ある村に獰猛(どうもう)な怪物がいました。ある日、村と外の世界を結ぶたった一つの道を怪物がふさぎ、村人たちを悩ましていました。勇敢な若者たちが怪物を退治しようとしましたが、ことごとく失敗に終わりました。怪物は不思議な力を持っていて、どんなに強力な武器で攻撃しても、その2倍の力で対抗してきました。最初の若者は、木の棍棒(こんぼう)で襲い掛かり、その2倍の大きさの棍棒で叩きのめされました。2番目の若者は、炎で攻めかかりましたが、その2倍の熱さの炎を吹きかけられました。3番目の若者は、鋼の剣で挑みましたが、長さも切れ味も2倍の剣で真っ二つにされました。村人たちは怪物と闘うことをやめ、不自由な暮らしを辛抱するようになりました。ある日、普段村人たちから馬鹿にされていた若者が「怪物を退治する方法がある」と言い、怪物に挑みました。若者が持っていたのは、リンゴと水でした。若者はリンゴ一つを手に取り、怪物に近づき「お腹すいてないかい」と声をかけました。怪物は目をつぶるようにして、リンゴのにおいをかぎ、若者の震える手からそっとリンゴを口に放り込みました。そして、片手を上に大きく振り上げ、地面に握り拳を叩きつけました。怪物が手を開くと、そこに真っ赤でみずみずしいリンゴが二つありました。次に、怪物は水を飲みほした後、もっと澄んでおいしい水が注がれた器を二つ出現させました。さらに、彼がにっこり笑ってみせると、怪物も笑顔を二度返してくれました。その様子を見て村人たちは大変喜びました。怪物は村の災いではなく、村の恵みになったのです。
この怪物は、鏡のように相手のとった行動をそのまま返しているに過ぎません。この世の中も同じようなことがありませんか。「おはよう」と挨拶をすれば、「おはよう」と返ってきます。無視すれば無視をされます。つまり、良いことも悪いことも自分に帰ってくるということです。鏡を覗いた時を思い返してください。自分の寝癖を直せば鏡の中の寝癖も直る。笑いかければ鏡の中の自分も笑う。自分の周りの人たちや出来事は自分を映し出しているという意味で「鏡の法則」と呼ばれます。鏡の中を直したければ自分を変える。相手を直したければ自分自身を見つめ直すということです。
ときめき!!
Hava a good day
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