受験者のキモチ、保護者のキモチ【薬剤師国家試験】
薬ゼミ福岡ブログをご覧の皆様、こんにちは!
\アミブロが更新されました!/
薬ゼミのアミヤです♪
薬剤師国家試験を受験してから1週間が経ちました!
国試1週間前は、あんなに長く感じたのに、終わってみたらあっという間ですよね・・・!
前のブログでもありましたが、この時期は
“予定を詰め込んでいる人” もいれば “何もせずにゆっくりしている人”
”時の流れに身を任せている人” など様々です。
この時に、受験生のみんなが気にしているのは、“親への報告”です。
まだ、結果はわからないにしても、
自己採点をしてみて、
「安心できる点数だ!」と感じている学生さんは、もしかしたら報告しやすいかもしれませんが
「微妙かもしれない」「厳しいかもしれない」と思う学生さんは、かなり渋っていると思います。
そんな状況に「息子、娘の態度が悪い!」と感じるかもしれませんが、
それは、両親に嫌気がさしているというわけでは決してありません!
今回のブログは、この時期の受験生の気持ちを代弁したものです。
アミブロ読者の保護者の皆様に参考になれば幸いです。
①申し訳ない気持ち
点数は残酷です。
3桁の数字だけでは、今まで頑張っている過程がわかりにくいので、受験生も
「どう伝えたら両親に感謝も伝わるのだろうか」
「両親の期待に応えられなくて申し訳ない」
なかには、
「こんなに両親に支えてもらったのに自分は何をしていたんだ」
と自分を責めてしまう方もいます。
両親への感謝を感じていればいるほど、今の時期、受験生は困ってしまいます。
②一番わかっているのは自分自身であること
「だからあの時、頑張っておけばよかった」
「3月4月にもやれることはあった」
「悔しい」
「なぜ頑張れなかったんだろう」
今の受験生にはこんな気持ちが渦巻いています。
これを両親などの第三者から言われても逆効果になってしまいます。
一番わかっているのは自分自身なので、
今は成長できる貴重な時期を経験した受験生を労って、そこから話し合いを始めてみてください。
③言いたいことがあるときは、まず受け止める
受験生にも”気持ち”があるように、保護者のみなさまにも言いたいことはあります。
その際は、自分の主張だけを伝えても受験生の心にはまったく入ってこないものです。
伝えたいことや、話し合いをしたい時は、
まず相手の気持ちを受け止めてみましょう。
例)保護者「頑張っていたのは認めるよ。落ち着いたらでいいから、今後のことを聞かせてほしい。」
例)受験生「いつも支えてくれたのに、なかなか点数の報告ができなくてごめん。これから薬ゼミの説明会があるから、それを聞いてからまた相談させてほしい。」
↑このように、相手の気持ちも受け止めて、自分の気持ちを主張する手法を”アサーション”と言います。(第108回 問80)
↑ちょっと伝えにくいことがある人は、使ってみてね!
点数が低い=頑張らなかった
わけではありません。
この1年間、受験生はさまざまな経験をしました。
その経験の中で、“これからどうしていくか”を考えることがとても重要なので、遮らず、決めつけずに話合いができるようにしてみてくださいね!
それでは、今日はこの辺で失礼たします。(北海道弁で「したっけね!」)