【津田沼教室】危機感を感じる人vs危機感を感じない人


こんにちは!

薬学ゼミナール 津田沼教室です。

Aさん「そういえば、薬剤師国家試験って、来年の2月下旬だよね?」

Bさん「そうだよ!もう4月の中旬だから1年もないんだよ。勉強してる?」

Aさん「ううん。しなきゃとは思ってるんだけど、国家試験がまだ先のイメージがあって、危機感がいまいち持てないんだよね。」

 

そんな、なかなか危機感を感じられない人のため、

必要な危機感を持ち国家試験まで充実した勉強を行うための記事です。

 

この記事では、

必要な危機感を得るために、だらだらしないためにはどうしたらいいか

「危機感を感じる人 vs 危機感を感じない人」の違いをまとめました。

 

目次
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  • 危機感とは何か?
  • 危機感を感じる人と危機感を感じない人の違い
  • 危機感と不安感
  • 危機感を持つための処方箋
  • まとめ

 

~危機感とは何か?~

まず、危機感とはなにか。

それは、「現状のままでは危ないという不安や緊迫感のこと」です。

危機感がある人は事前に予想される危機を感じ取り、その危機を乗り越えるために具体的な課題を設定する。

そして、その課題を解決するための行動を常におこすことで自身の能力を鍛えるなど成長につなげることができます。

 

~危機感を感じる人と危機感を感じない人の違い~

危機感を感じない人

まだ試験まで1年あるし。

周りの人も勉強していないし、これからやれば何とかなるかな。

今からガリガリ勉強しても息切れしちゃうしな~。

とりあえずSNSでも見るか。

 

そして、明日もあるさ明日もある~・・・♪と明日の自分に期待する。

歌は素敵なんですけどね(笑)

 

危機感を感じる人

国家試験まで1年を切っている。このままじゃまずい。

年間計画を立ててみたら、国家試験まで終わるかな

青本が厚い、これを1年で処理できるのかな。

国家試験に落ちたら生活をどうしよう。

 

という形で危機感を感じる人は、薬剤師国家試験という膨大な勉強量に途方に暮れるため危機感を感じるようになります。

 

想像してみてください。

周りが合格し、社会人になるのに自分は取り残される。

もちろん、こうした危機感が焦りになってはいけません

正しく計画を立て、正しく勉強すれば合格する国家試験です。

 

ここまでで、危機感を感じる人と危機感を感じない人の比較をみてきました。

 

 

いかがでしたか?

 

きっ今の私、危機感を感じていない。

やばい!!!そんな風に感じた方もおられるのではないでしょうか。

 

それにより、焦りや不安を感じる人もいるかと思いますが、それはちょっと違います。

危機感と不安感は別物です。

 

 

~危機感と不安感~

危機感

将来のイメージを持ち、そこに向かって目標設定をする。

高い目標設定をしているため、目の前の問題に焦りを感じている状態。

 

不安感

将来のイメージが持てず、自分が今どこに向かっているのか、

何をしてよいのかがわからず漠然とした不安を感じている状態。

 

上記のことからも分かるように、

危機感と不安感は、似ているようで「明確な目標設定のあり・なし」で危機感と不安感の違いがあります。

 

危機感を感じることはとても大切です。

危機感を感じることで、漠然と不安を感じるのではなく、自分の能力を分析し現状よりもレベルアップさせることができます。

ですが、そこには不安感とのバランスがとても大切になります。

 

~危機感を感じるための処方箋~

危機感を感じたい!けど、危機感を感じて勉強するためには具体的にどんなことをしたらいいの?

 

そんなあなたのために、「危機感を感じるため」のおすすめの方法を紹介します!

当てはまる!そんな人は是非取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

最悪のシナリオを想定する

 

最も有効なのは、“最悪のシナリオ”をイメージすることです。

人間は、だれしも失敗はしたくないものです。

周りが成功しているにもかかわらず、自分が失敗することはとても苦しいことです。

常に最悪のシナリオを想定することで、“失敗しないためには、どうすればいいのか”を考えるようになります。

 

一例をあげてみましょう。

「物理は苦手だな…けど、薬理なら自信があるから勉強しよう!そうすれば国家試験でも大丈夫そうかな。

でも、全体の難易度が簡単なのに物理取れなくて結果的に落ちちゃったら…また1年勉強は学費的にも厳しいかも。」

「よし、なら薬理だけでなく、苦手な物理も少しづつ取り入れて勉強しよう!」

 

最悪のシナリオをイメージすることで人よりも1日の中でほんの少し多くの勉強をします。

受験に限らず、成功している人は“常に最悪のシナリオを想定”しています。

 

現状を維持することはできないと考える

 

多くの人は現状に恵まれていると変化することを恐れます。

このままの状態が一生続けば安泰だ。

新しい変化はいらない、無理する必要はない。と考えるようになります。

 

しかし、今のままで果たして10年後に常に現状は維持できるでしょうか。

 

5歳の子は10年後15歳になるように、人も常に変化していきます。

 

10年前に、スパイダーマンになると誰が予想していたでしょうか。

※2019年度ハロウィン時、人は秘密♪

変化に伴い、現状を維持するには我々も少なからず「成長する必要がある」と考えることが大切です。

 

3月に他界した元ヤクルト野村監督の印象的な言葉があります。

「現状に満足した途端、成長は止まる」

満足した瞬間に、その人の可能性は限定され、閉ざされてしまう。

これを突破するには、限界をもうけないことだ。

プロ野球の中で超エリートになる必要はありませんが、現状に満足すると成績の伸びも見込めません。

 

今ある状況に頼るのではなく、危機感を感じながらも、将来を想像していくことが大切なのです。

 

まとめ 危機感を感じる人vs危機感を感じない人

 

危機感を感じないことが悪いことではありません。

危機感を感じない人は、楽観的で細かいことを気にしない人です。

そのため、トラブルが起きても深刻に考えないため、周りの人に対して安定感を与えるいい面もあります。

ですが、時として例えば国家試験を受ける際などは、その性格があだとなる可能性あるでしょう。

そのため、危機感をもって計画的に勉強することをお勧めします。

 

津田沼教室では、自宅での勉強方法やリラックス法、運動法などに関して取り上げていきます。

 

勉強の合間の休憩や気晴らし、勉強方法の参考に見ていただけたらと思います。

現在、私達が置かれている状況は困難ではありますが、

一人一人の心がけによりこの難局を一緒に乗り越えていきましょう。